‘データ、情報との付き合い方’ カテゴリーのアーカイブ

「Facebookってどうよ?」と聞かれたら

2011年2月20日 日曜日

「Facebookってどうよ?」と聞かれたらこう答えることにした。

「パスポートだ」

Facebookは、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のひとつなんだけど、
世界で圧倒的なユーザー数をもっているWebサービス。
機能的にはそんなに他のSNSと変わらないけれど、一番の違いは実名性であること。

Webサービスってインターネット上に無数にあるんだけど、
使うとなると、アカウント作成して、ログインが必要になる。
これ、イッコイッコ登録していくの面倒だよね。
最近では、Facebookのアカウント持っていればそのアカウントで
Webサービスを利用できるようになってるわけ。

WebサービスとFacebookが連携しているわけね。
この連携サービスは、twitter、googleもやってるんだよね。
でも、Facebookの方がWebサービスを提供する側からみるとメリットが高いよね。
だって、より正確な個人データを収集することができるんだもん。
Webサービス提供側がFacebook連携をどんどん採用していけば、
Webサービス使うには、Facebookアカウントなしには利用できなくなるってくらい、
いわゆる、社会的インフラみたいな役割、
インターネットでのパスポートみたいなもんになってくるわけよ。

参考:
UNIQLOOKS
   →このサービスはFacebookアカウントないと利用できないわけ。

問題点:
一人のはまちやはまちーは削除され、何百人の佐々木希は生き残るFacebook
   → これは困った。説明の辻褄があわなくなる。

で、さらに、個人的に思うこと。
将来的には、個人データを個人で販売できるようになると思うわけさ。
布石は打たれてる感はあるね。

Facebookポイント
電子マネー(モバイル)
     →GPS対応のモバイル機器であれば位置情報までわかってくる。

購買情報は、小売店(ECを含む)かクレジット会社の独壇場だったんだけど、
Facebookポイントを使ってモバイル機器(ICカード)から買い物できるようになれば、
購買情報はFacebookが収集できるよね。ここで、Facebook上の購買情報の優位性は、
複数店舗での購買履歴を串刺しにして見れることと、位置情報になるんじゃないかと思う。
いわゆる、購買&行動の履歴ね。
そして、ここに広告(リアルタイム連動)が入ってくると、かなりレスポンス効果が生まれるわけ。
カネの匂いがプンプンしてきたね。
自分のデータを世界中に売ることができるようになるんだね。
ひとりひとりのデータの価値は小さいかもしれないけれど、
「塵も積もれば山となる」世界中を巻き込めば、いったいどうなることやら?

未知の世界にワクワクするね。

実現方法的なことについて、考えてみた。
こんなこと言っても、まぁ、用心深い日本人はじめ様々な人が
セキュリティに関してリスクを感じるかもしれない。

「データを売る」って言っても、すべてのデータを公開しなきゃいいわけよ。
データ分析する側も、個人名の分析なんか(多分)しないから、
属性情報(個人が特定されないモノのみ)と購買情報・行動履歴情報を売りに出せばいいんじゃない?
Facebookで集計データにして渡せばいい。
Facebookが実在する人間かどうかを確認さえしてくれればいいわけ。
怪しいデータもあると思うけど、その場合はランク付けでもして、
データの販売価格に差がつくようにすればいいよね。

(ちなみに「UNIQLOOKS http://uniqlooks.uniqlo.com/」では、生年月日データを抜かれたけどね。)

企業側だって、その方が扱い易いんじゃない?
まぁ、Facebook側の負荷はかかるけど。

これは無理かな?

以上。
ちなみに後ろの方は、妄想だね。
相手の興味に応じて、最初のほうだけの説明で、切上げることもある。

「数学的思考の技術」から学ぶ不確実性との付き合い方。

2011年2月19日 土曜日

面白い。
村上春樹の小説を引き合いにだして、幾何学、位相などの話を絡めているところが興味をひく。村上春樹の本は、取っ付きにくい印象だが、この本を読んで、一つ新しい視点を与えてもらったような気がする。「1Q84」を読んでみようと思う。

副題にもあるように、本を読んでいて一貫して感じたのが、「不確実性との付き合い方」について

未来、真偽(本音か嘘か)、善悪(正義か悪か)、信じるか信じないか、といった判断に含まれる不確実性、そして、人間の不完全性、不完全知。不確実で不完全なモノとどのように生きていけばよいか?その問いに対する、ヒントがこの本にはあると感じる。

以下、覚書。
・説得と納得
・安定状態・・・ヒット状態と閑散状態
・大数の法則・・・とりあえず、自分の思い通りの結果になるまで数えつづける
・社会的共通資本・・・貨幣が引き起こす悲劇には非貨幣的なシステムを使って対抗せよ・人間の不完全知性・・・限定的合理性
・P.174 定常状態・・・ゼロ成長社会のことを行っているが、経済成長にとらわれない、停滞を意味しない。
・P.184 社会的文脈・・・「貨幣が、なぜ貨幣たるか。」という問の答えを「社会的文脈」に求める。
・P.233 世の中には正しい結果をもたらす正しくない選択もあるし、正しくない結果をもたらす正しい選択もある。不確実性

以上。

「お金流れが変わった!」的押入れ整理

2011年1月13日 木曜日

なぜか、年末の大掃除での押入れの整理のことを思い出した。

押入れの整理って、ひとつの押入れだけをやろうとすると失敗する。
とりあえず、全部出してみて、多少ゴミはでるが、
元の通りにだいたいしまって終わり。

だから、いくつかの押入れ、収納、物置などをざっと把握してから、
全体的な視点から整理をはじめると、捗るらしい。
ちなみに年末大掃除では、これを実践して成功した。

この本では、
金融資産の動きを焦点に、
めまぐるしく変化している世界情勢と
変われない日本が対照的に描かれているところが面白い。

「日本の押入れだけの整理を考えるんじゃなくて、世界中の押入れを整理するつもりやりなさい。」
ってことと理解した。(違うか?!)

マスコミが不景気だと報道すると、
盲目的に信じこみ、不景気が去っていくのをジット我慢する。
実際、不景気でも過去最高益を出す企業もいる。
「時代のせい」だと目をつぶるのではなく、
現実を見て、知るべきだと感じた。

それから、
「新たな視点を取り入れる。価値基準を広げる。」ことが必要かな。

基準がちょくちょく変わってしまっては困るが、
世界という視点に広げてみる必要性は感じる。

覚書
・高齢激化による資金過剰
・通信(IT)・運輸・金融の発達による世界規模のJIT体制
・日本のマスコミにジャーナリズムはない。海外の新聞、ニュースサイトに目をむける。
以上。

プライバシーの壁はお金を積めば超えられる?

2010年12月16日 木曜日

以前からこんなのあったらいいなぁと思っていたサービスに近いサービスがリリースされた。
無料で利用できるサービスは数多く存在する。ただ、自分が利用したデータも利用されているわけで、「もしデータを提供して、報酬がもらえるなら、もっといいのに。。。」
なんてことを考えていた。

今回リリースされた、「アスク・スマートリー」というサービスは、データの範囲は限定的だが、おもしろいサービスだと思う。

内容としては、企業がアンケート(タスク)を作成し、それについて、登録ユーザーが回答する。そこで、報酬が発生するのだが、このサービスでは、金銭(Paypal)で支払われる。

アンケートの回答できるのは、iPhoneアプリからで、位置情報とからめてのデータ分析を念頭においていることが垣間見える。登録には、Googleアカウントが必要で、報酬を受け取るには、Paypalのアカウントも必要だ。iPhone利用者を対象にしているとしたら、サービスに参加するハードルも低いものだと考える。

個人的には、今後、個人の買い物情報、サービス利用情報などを集めることができれば、より高い報酬でのサービス展開が期待できそう。レシートのQRコードから買物情報をとりこめれば、実現可能になる気もする。

企業が、このサービスを利用する利点は、自分の店に来た客ではないデータ、いわゆる外部のデータが見れるという点と、なんといってもスピードと安さだと思う。

懸念される点は、回答者の質と量だろうか。
個人の情報がどの範囲で企業側に提供されるかも明確でない気がする。
Facebookのファンページが、競合になりそう。

参考:
アスク・スマートリー
YouTube説明動画
iPhoneアプリ

Rで学ぶデータサイエンス「1.カテゴリカルデータ解析」

2010年11月15日 月曜日

統計解析言語「R」、データ解析の本としては、
比較的理解しやすい方だと思う。

統計学関連の説明が易しく書かれている。
R言語での分析にも、ページ数が割かれていて見やすく理解しやすい。
ただ、Rのソフトウェアとしての使い方については、R専門書を読んだほうがよいかもしれない。

統計的な分析は、料理の「味見」に似ている。
鍋いっぱいのデータを、ヒトサジすくって味見をして、全体の出来をみようというものだ。
データ分析でいう、「味見」は、「データモデルにどれだけあてはまるかどうか」ということだ。

よい本なんだけど、シリーズも面白そうなんだけど、
値段が高い!