2011年1月 のアーカイブ

「お金流れが変わった!」的押入れ整理

2011年1月13日 木曜日

なぜか、年末の大掃除での押入れの整理のことを思い出した。

押入れの整理って、ひとつの押入れだけをやろうとすると失敗する。
とりあえず、全部出してみて、多少ゴミはでるが、
元の通りにだいたいしまって終わり。

だから、いくつかの押入れ、収納、物置などをざっと把握してから、
全体的な視点から整理をはじめると、捗るらしい。
ちなみに年末大掃除では、これを実践して成功した。

この本では、
金融資産の動きを焦点に、
めまぐるしく変化している世界情勢と
変われない日本が対照的に描かれているところが面白い。

「日本の押入れだけの整理を考えるんじゃなくて、世界中の押入れを整理するつもりやりなさい。」
ってことと理解した。(違うか?!)

マスコミが不景気だと報道すると、
盲目的に信じこみ、不景気が去っていくのをジット我慢する。
実際、不景気でも過去最高益を出す企業もいる。
「時代のせい」だと目をつぶるのではなく、
現実を見て、知るべきだと感じた。

それから、
「新たな視点を取り入れる。価値基準を広げる。」ことが必要かな。

基準がちょくちょく変わってしまっては困るが、
世界という視点に広げてみる必要性は感じる。

覚書
・高齢激化による資金過剰
・通信(IT)・運輸・金融の発達による世界規模のJIT体制
・日本のマスコミにジャーナリズムはない。海外の新聞、ニュースサイトに目をむける。
以上。

[読書]シェア <共有>からビジネスを生み出す新戦略

2011年1月7日 金曜日

「シェアをカウンターカルチャーではなく、カルチャーのコアにすること」という言葉が一番しっくりきた。

「なんか斬新だなぁシェアって、ちょっとやってみよう!」という感じではなく、
「シェアなんてあたりまえ。重要なのはシェアからなにを生み出すかでしょ!」みたいな感じ。

ハイパー消費の価値観に疑問を投げつつ、
現代社会がもつ問題の解決策も提示しているのではないか。

ただ、
「個人が所有や自己の裁量を手放す」ということが必要で、
こういった新しい価値観が実行されるには、
「大きな破壊」がやっぱり必要だと、つくづく感じた。

サスティナビリティ(=持続可能な)という言葉が異常に出てくる。

以下、覚書。

・ハイパー消費から、コラボ消費(シェア)へ。
・「私」世代から「みんな」世代へ。

・ハイパー消費
 今買って後払い
 ライフサイクル
 ゴミをデザインする「支払いを終わる頃にはごみになる」
 あとひとつ症候群

・コラボ消費
 「moreとbetter」から、「moreかbetter」へ

・デザインからのアプローチ(コラボデザイン)
 シェアやコラボレーションの文化をつくるには、プロダクト、サービスのデザインが大きく寄与できる
 コラボ的サービスシステムを4つのデザイン要素にする。
  1.利用の円滑さ
  2.サービスの複製可能性
  3.アクセスの多様性
  4.コミュニケーションの強化

・デザインを考えるとき念頭におくこと
  最初にシステムを作る
  長持ちする
  修理において解体しやすい
  新しさと変化を織り込む

・コミュニティはブランドである。

・節約、一体感、便利さ、社会的な意識、サスティナビリティ。

・消費は、欲しい物を手に入れるために、与えながら協力しあうという「プッシュ」と「プル」の相互作用になった。

・評判資本(コラボ消費) ⇔財務的な信用度(ハイパー消費)

・価値を定義しなおす。

・過剰生産と過剰消費によって生まれた余剰を吸収

・コラボ消費のシステムの限界。個人が所有や自己の裁量を手放さない、または手放せない場合。

・使い捨ての「意図せざる結果の法則」。無知、過ち、目先の利益、基本的価値観、自滅的予言。

・自分の所有物に所有される。

・創造的行為はすべて破壊から始まる。

・コラボ消費のシステムの3タイプ
  プロダクト=サービス・システム
    所有より利用
  再配分市場
    中古品や私有物を必要とされていない場所から必要とされている場所へ移動させる
  コラボ的ライフスタイル
    人のあつまり、コミュニティ。

・コラボ消費の四大原則
  クリティカルマスの存在
  余剰キャパシティの活用
  共有資源の尊重
  他者との信頼

・インターネットの役割
  大勢で余剰キャパシティをリアルタイムにシェアできるプラットフォーム
  集合知の形成

以上。

参考
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