matsuyuta's Room

データの活用を考える

       
  • 2010年 3月 26日 · カテゴリー: ; Tagged as:
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    変わる世界、立ち遅れる日本 (PHP新書)
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    リーマン・ショックに端を発する経済危機からの建て直しをはかる、アメリカ、中国、日本の現在の状況とこれからの道筋への提案。

    ポイントは「流動性」。

    経営資源とは、「ヒト・モノ・カネ・情報」といわれるが、国家においても同様に重要な資源となる。「変動相場制・資本移動の自由化」と「インターネット」により、金融とIT、つまり、カネと情報については、世界規模で流動性が高くなっており、本来のバランスを失ってしまった結果が、今回の経済危機を起こしたようにも思える。今回の危機により、保守的な政策がとられることが予想されるが、流動性を小さくするような政策は、慎重な判断が必要なのではないか?

    カネと情報の流動性を抑えるよりも、人、モノに対する流動性を高め、バランスをとっていくことが重要ではないか?人、モノの流動性を高めることに繋がるのが、「規制緩和」や「ITの活用」になる。つまり、これまで、金融とITの流動性を見極め、それに見合った人とモノの流動性、規制緩和やIT活用を促進させることが重要なのである。

    参考:世界銀行のデータなどには、「Google Public Data Explorer」を使おう!

    記事:Google Public Data Explorer で統計データをフル活用!

    以下、ポイント抜粋。

    消費者や企業の心理は予測できない

    製造業とサービス業を区分するのは、もはや無意味だからだ。経済上、唯一意味をもつのは、「知識集約型」「非知識集約型」で経済活動を区分することである。

    アメリカ「ニューエコノミー(ITの新ビジネス)」(1993~2001)製造業とサービス業双方の生産性を加速させた。その際恩恵を受けたサービス業は、小売、法務、宣伝、会計、ロジスティクス、デザイン、教育、ヘルスケア、メディア、娯楽。

    一方日本。国内企業間の競争は決して激しくない。
    広告、テレビ、法務、卸売、ロジスティクス。

    日本は、製造業、サービス業の両方を重視しなければならない。

    サービス業の規制緩和こそが、日本が生き残る唯一の道
    小売、卸売、通信事業、流通、法務、メディア、娯楽、宣伝、電力、港湾、空港などの規制緩和による、競争と確信によって、急速な生産性の伸びが実現できる。

    既知の既知
    既知の未知
    未知の未知
    (政治は「既知の未知」なんだ・・・。)

    世界経済のポイントは「人民元の切り上げ」。

    資本主義の三つの弱点「不平等、不安定性、持続性」

    金融規制は進む。
    ただ、システムが変わるのではなく、バランスが変わるだけで革命はおきない。

    以上。

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