matsuyuta's Room

データの活用を考える

       
  • 2009年 1月 19日 · カテゴリー: ; Tagged as:
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    (日本放送出版協会 \920-)
    勝馬和代さんの本を読んで、お勧めの本としてのっていたので読みました。具体例が豊富で、わかりやすいというより、とっつきやすい本でした。
    章の最初に、詩、格言の引用があって、これも楽しみのひとつです。「ほんとうにわかる経営分析」高田直芳著 もこういった引用があり、私はこういった書き方が好きなのかもしれません。今後、私のブログにも応用していきたいですね。
    死ネバ 馬鹿モ 治ル
    宗修司
    という文章で始まる、「第8章 経験から学び、経験にだまされる」が面白かったので、少し書きます。
    帰納的推論と演繹的推論
    帰納的推論・・・部分から全体へ
    「昔からずっと、朝になれば太陽が昇った。だから、明日の朝も太陽は昇るだろう」
    演繹的推論・・・全体から部分へ
    「すべての人間は死ぬ。したがって、自分も死ぬ」
    演繹的推論は、形式論理の意味では、「常に正しい」のですが、それだけにそれほど役に立つ推論ではありません。それに対し、帰納的推論は、部分的に結果から全体に対して判断を下すので、過誤が生じることは避けられないのですが、だからこそ逆に、結論の信頼性いかんでは非常に有益であるといえます。

    データ分析は機能的推論と言えます。マーケット分析において、市場全部に対して当てはまる推論は意味がありません。おそらく、それは、すべての競争相手がすでに知っている事実でしょうから・・・。部分、つまり、ターゲット市場に対して当てはまる推論をたてること、自社にとって当てはまる推論をたてること、が有益になってきます。ここで注意したいのは、根拠となる部分が、あまりにも小さくなりすぎないこと、つまり、ターゲット市場をあまりに小さく設定しすぎないことが重要です。
    ■細分化した市場が成り立つ条件は以下の通り。
    1、到達可能性・・・できるだけ市場に接近し、マーケティング活動ができること
    2、測定可能性・・・市場の規模と購買力が測定可能であること
    3、実行可能性・・・狙った市場に対して、有効な戦略を展開できる十分な経営資源が備わっている事
    4、維持可能性・・・コストを回収できる規模の市場であること

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