matsuyuta's Room
データの活用を考える
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(ドロシー・レナード+ウォルター・スワップ 著 / ランダムハウス講談社)
「してみせて、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば、人は動かぬ」
山本五十六の言葉を思い出しました。
この本では、経験知(=ディープマート力)が形成、獲得されるのにどういった要素が影響しているかを説明しています。個人の「信念と固定観念」「経験と専門知識」「社会的影響」を把握して、理想とのギャップを埋めるべく「コーチングと指導のもとでの経験」させていくというのが結論だととらえています。(はしょりすぎ?)
レポーティングのシステムを構築していても感じるところがあります。レポーティングシステム構築の場合、これまで、上司が部下に毎日あーだこーだ言いながら作らせていたレポートを、データをデータベースに入れ上司のパソコンから直接見ることができるようにします。部下は毎日のレポート作成作業から解放されるというメリットがある反面、レポート作成することで上司がどんなデータを見て判断しているかという情報が部下にまったく入らなくてなってしまうというデメリットもあります。何年かして、上司が定年退職して、部下が上司になった時、それまでの経験知がまったく引き継がれていないことに、気付けばよいですが、気づかぬうちに経験知が消え去ってしまいます。
「指導のもとでの経験」がいかに重要であり、OJTの重要性を認識しました。
また、マニュアル化だけではなく、人と人の伝達といった部分のバランスは、今後の成熟社会では重要になってくる気がしています。
そう考えると、
以前、記事にした、伊勢神宮の式年遷宮による技術移転が理にかなっていると感じました。




