データ、情報を正しくとらえる 10のポイント

2. 現場感はあるか?




「現場感」とは、そのデータを取得できる現場を知っている人の感覚である。
この世の中のすべての事象がデータ化されることはないだろう。
特に定性データと呼ばれる、数値化の難しい感覚的な評価のデータすべてそろうことはない。
それであれば、
データ分析において導かれる結果は、「現場感」によってさらに精度を増す可能性もある。
ただし、「現場感」が必ずしも必要ではなく、
解釈が、「現場感」を含めて解釈しているかどうか、含めていないならそれなりにその情報を扱えばよいことである。

「現場感」は、経験、勘、先入観、常識、しきたりといったものが含まれる。 これらは、必ずしも良い影響を及ぼすとは限らない。 だから、現場感は重要であるが、必ずしも必要ではないのである。


例)天気予報と和傘職人の勘
天気予報は気象データに基づいて予測されている。当たる確率は80%ぐらいらしい。
和傘職人は傘を作る時に傘を乾かすため天気には敏感である。
空を見上げて、肌の感覚によって、100%の確率で雨が降るかどうかを当てる現場感をもっているとする。

これは、どちらが優れているかではなく、天気予報はデータを根拠として、
和傘職人は、現場感を根拠としていることを「知っている」ことが重要なのである。




未来の予測というものに関して言えば、私の個人的な実感として、
データ分析で予測できる確率は、「20%以下」ではないかと感じている。

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